「今までずっとソフトバンクを使っていたけど、ワイモバイルに乗り換えたい。」
特にソフトバンクを使っている方にとって、格安SIMサービスのワイモバイルは、身近で気になる存在だと思います。
「思い切ってワイモバイルに乗り換えたい。」と思っていても、
「具体的な手順がよくわからない。逆にスマホ代が高くなってしまうかもしれない。」と不安に思われるかもしれません。
私自身、3年近くソフトバンクを使っていました。毎月のスマホ代も結構かかっていたので、思い切ってワイモバイルに乗り換えてみました。
率直な感想として、ワイモバイルに乗り換えて正解だったなと思っています。
ソフトバンクの時となんら変わらず、逆にお得に使い続けることができています。
この記事では、
「ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えたいけど、後悔したくない。」
失敗しないための手順と、さらにお得に乗り換えられるキャンペーンや特典についてまとめました。
ぜひ参考にしていただき、あなたもお得にワイモバイルに乗り換えてみてください!
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるならキャンペーン・特典を活用しよう!
新どこでももらえる特典でPayPayポイント最大3,000円相当もらえる
ワイモバイルへの乗り換え特典に、「新どこでももらえる特典」というものがあります。
引用 : ワイモバイル公式サイト
この特典は2021年6月1日から始まったもので、終了日は未定となっています。
この特典ですが、各料金プランにより付与されるPayPayポイントは異なりますが、最大で3,000円相当分のPayPayポイントを申し込むだけでもらうことができます。
下の表を見てほしいのですが、申し込む料金プランによって、もらえるPayPayポイントが大きく異なります。
料金プラン | シンプルS | シンプルM/シンプルL |
---|---|---|
新どこでももらえる特典 PayPay付与ポイント | 500円相当 | 3,000円相当 |
お得感が全然違いますね。
ちなみに、ワイモバイルの料金プランは以下のようになっています。
引用 : ワイモバイル公式サイト
「でも、私はシンプルSでいいんだけどな~」と思っている方でも、
まずは、料金プランをシンプルM、もしくは、シンプルLで申し込まれることを「強く」お勧めします。
というのも、料金プランは後からいつでも変更が可能だからです。
ですので、まずは料金プランをシンプルMかシンプルLで申し込み、PayPayポイントをたくさんもらっちゃいましょう!
この特典ですが、終了日が未定とはいえ、いきなり終了、なんていうことも考えられます。
この特典を活用するのであれば、早めの手続きをお勧めします。
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは事務手数料・解約金が無料になる
次に乗り換えの時に気になるのが、乗り換えに伴う手数料や解約金です。
通常、事務手数料は3,300円かかりますし、高額な解約金も払うことになります。
これらのお金がかかるので、乗り換えを我慢していた方もいるのではないかと思います。
ただ、嬉しいことに、ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える場合、乗り換えに伴う事務手数料や解約金は一切かかりません。
つまり、いつでも「無料」で乗り換えができるというわけです。
いつでも無料で乗り換えができるのであれば、事務手数料や解約金を気にする必要はなくなりますね。
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えても使える割引
「じゃあ、ワイモバイルに乗り換えよう!」と思ったとしても、今までソフトバンクで適用していた割引がどうなるのか気になるところだと思います。
ワイモバイルに乗り換えたことで、今までの適用されていた割引がなくなるのは痛いですよね。
ここからはワイモバイルに乗り換えても使える割引について解説していきます。
おうち割光セット割で1,188円割引
「おうち割光セット」とは、携帯料金プラン契約と同時に自宅のインターネット回線をソフトバンクのサービスに変えることで、毎月の携帯料金から1,188円(税込)割引されるサービスをいいます。
引用 : ワイモバイル公式サイト
まず、ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えると、契約していた「おうち割 光セット」の適用がなくなります。
その代わりに、同じ契約内容の「おうち割 光セット(A)」を適用させることができます。
これにより、今までとほとんと変わらず、毎月1,188円(税込)の割引を受けることができ、1回線目から割引が適用されます。
この「おうち割 光セット(A)」ですが、適用条件があります。
ワイモバイルに乗り換えても、引き続き割引を受けたいと考えているようでしたら、きちんと確認するようにしてください。
割引適用条件 |
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対象料金プラン |
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固定通信サービス |
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【指定オプション】
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割引適用時期 |
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重複適用できない割引 |
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ワイモバイル同士なら家族割引で1,188円割引
引用 : ワイモバイル公式サイト
ワイモバイルには家族内でワイモバイル契約を2回線以上契約している場合、毎月の携帯料金から1,188円(税込)が受けられるキャンペーンを実施しています。
追加料金は不要ですので、これにより、ワイモバイルの携帯料金を節約することができます。
ただし、この家族割を適用するには、指定の料金プランでの契約が必要です。
また、契約している料金プランにより、割引額が異なりますので、契約する前に事前に確認しておくことをお勧めします。
料金プラン | 割引額(税込) |
---|---|
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1,188円 |
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550円 |
|
0円
(※割引対象外) |
次に、この家族割引について、さらに詳しく見ていきたいと思います。
ワイモバイルの家族割ですが、以下の特徴があります。
- 1,188円(税込)の割引が適用されるのは、家族以外でも同居中のパートナーや遠方に住む親戚も対象となる(※ワイモバイルが定義した「家族の範囲」を満たす場合)
- 家族割引の適用台数は最大9回線まで可能(2回線目以降に割引適用される)
- 同一名義にて複数回線契約でも割引が適用される
- 旧料金プランの場合、割引額が減額される(要注意事項)
- 「おうち割 光セット」との併用は不可
ワイモバイルで定義している「家族の範囲」とは、以下になります。
- ご家族(血縁・婚姻)、もしくは同じ住所であること
この、「家族」であることの証明として、以下の書類が必要になります。
同居しているか、別居しているかによって提出する書類が異なりますので、しっかり確認しましょう。
状態 | 必要提出書類 |
---|---|
同居の場合 |
|
別居の場合 | 上記4点のうち、いずれか1点(3ヵ月以内に発行されたもの)と主回線、及び副回線契約について、それぞれの本人確認書類
|
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える手順と必要なもの
では、実際にソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるために必要な手順と、準備すべきものについて解説していきます。
手順1. 必要なものを用意する
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるために必要なものは、次の通りです。
- 運転免許証やパスポートなど、本人が確認できる書類(詳しくはワイモバイル公式サイトにて)
- 毎月の利用料金に必要な本人名義のクレジットカード、またはキャッシュカード
- 印鑑(口座振替を希望する場合、金融機関のお届け印)
手順2. 端末を購入するか持ち込むか決める
乗り換えに必要なものを準備したら、次に今持っている手持ちのスマホで乗り換えるか、新しくスマホを購入するかを決めてください。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える場合、ソフトバンクの時に使っていたスマホを使うこともできます。
これは利用するキャリアの回線自体が同じであるため、電波などの相性も問題ないからです。
こちらについては、スマホ本体にお金をかけたくないのであれば、そのまま使えば問題ありません。
手順3. 持ち込み端末がSIMフリーか確認する
ただ、1つ注意していただきたいのが、全てのソフトバンクのスマホが使えるとは限らないということです。
乗り換える前に、そのスマホがワイモバイルに対応しているか、確認することをお勧めします。
つまり、ワイモバイル乗り換えで使いたいスマホが、SIMフリーの端末かどうかを確認する必要があります。
ちなみに、SIMフリーの端末とは、「自分の好きな携帯電話会社のSIMカードが使える端末」のことです。
対応機種については、ワイモバイル公式サイトで確認できます。
以下の画面が出てきますので、こちらで確認することができます。
手持ちのソフトバンクのスマホをそのまま使う場合、その端末がSIMロック解除可能で、端末をSIMフリー化できるかどうかを確認してください。
古い端末ですと、SIMロックが解除できないものもありますので、必ずこちらで検索し、ご自身のスマホがSIMフリー化できる(SIMフリー)端末かどうかを確認してください。
手順4. ワイモバイルを申し込む
ワイモバイルに乗り換える際、契約者名義に注意する必要があります。
特に、MNPで乗り換える場合、転出元と転入先の契約者名義が同一である必要があります。
例えば、ソフトバンクでの契約名義が母親だった場合、それをワイモバイルの乗り換え時に父親名義で契約することはできません。
ただ、どうしても違う契約名義にしたいということであれば、ワイモバイルは契約後に名義変更することができます。
ですので、どうしても名義変更をしたい場合は、ワイモバイル乗り換え前に名義変更をする。
もしくは、ワイモバイルに乗り換えたあとに名義変更するかを決めた上で、契約することをお勧めします。
手順5. 初期設定を行う
最後にインターネット接続に必要な初期設定を行いますが、乗り換えの際に、使用する端末により初期設定の内容が異なります。
それぞれ次のようになります。
初期設定 | 行の説明 |
---|---|
① 乗り換え時に端末を新規購入する場合 | 契約後、届いたSIMカードを端末に挿入するだけ |
② ソフトバンク端末をそのまま使う場合 | 契約後、届いたSIMカードを端末に挿入した後、APN設定(※)を実施する |
ワイモバイルで新しくスマホを購入した場合、届いたSIMカードを挿入するだけで、初期設定が完了となります。
念のため、SIMカードの挿入方法を以下に記載しておきます。
- 電源はオフのまま、同梱されているSIMピンを使い、SIMカードを挿入するカードトレイ取り出す
- SIMカードの金属部分を下にして、カードトレイにSIMカードをセットする
- カードトレイを本体に戻す
- 電源を入れる
簡単ですね。
続いて、ソフトバンクで使っていた端末をそのまま使う場合のAPN設定について、詳しく解説していきます。
まず、APN設定を行うにはインターネット接続が必要になります。
APN設定には、「APN構成プロファイル」というものを端末にインストールする必要があるからです。
ですので、Wi-Fi環境がある自宅、もしくはお近くの無料Wi-Fiスポットで設定をするようにしてください。
APN設定は使う端末(iPhoneかAndroid)により、手順が異なります。それぞれについて手順をまとめましたので、参考にしてみてください。
利用するスマホ端末 | APN設定手順 | ||||||||||||||||||||||||
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iPhone |
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Android |
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ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるメリット・デメリット
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える際に、押さえておきたいメリットとデメリットについて、解説していきます。
ワイモバイルを使うデメリット
ワイモバイルに乗り換えた際のデメリットは、以下になります。
- ソフトバンクで使っていたメールアドレスを引き継ぐ場合は、1年あたり3,300円(税込)のオプション料金がかかる
- ソフトバンクから乗り換えの場合、事務手数料や解約金が0円になる代わりに、多くのキャンペーンが対象外となる
- データ無制限プランがない(最大25GBまで)
- 最新のiPhoneは購入できない(現時点でiPhone12は購入可能)
- 家族間の無料通話特典がない(別途オプション料金が必要)
- 格安SIMの中では料金は高い(ただし、家族割引を並行することで、月額990円(税込)まで安くなる)
格安SIMブランド | 金額(税込) |
---|---|
ワイモバイル | 2,178円〜 |
UQモバイル | 1,628円〜 |
BIGLOBEモバイル | 1,320円〜 |
楽天モバイル | 1,078円〜 |
LINEMO | 990円〜 |
ワイモバイルを使うメリット
一方、ワイモバイルを使うと多くのメリットもあります。
- 料金が安くなる(約1,000円~3,000円程度も安くなる)
- 通信速度がほぼ変わらない(混雑時間帯や場所でも快適に利用できる)
- 速度制限にかかっても早い(料金プランを「シンプルMかL」で契約している場合、最大1Mbpsの中速を維持できる)
- データシェアプランがある
- ワイモバイルのショップが全国各地に約4,000店舗もあるので、何かあった時でも安心
- Yahoo!プレミアム会員に無料で入会できる(通常は月額508円(税込))
- 「Enjoyパック」に実質無料で加入できる(毎月Yahoo!ショッピングの500円クーポンとパケット550円分、さらにYahoo!ショッピングのポイントが最大12倍になる加入特典)
格安SIMだから、サービス品質やサポートが良くないというイメージはウソだ、ということがよく分かりますね。
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える際のよくある質問
ここまで、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えについて解説してきましたが、乗り換え時によくある質問について、解説します。
気になる質問はここで解消してしまいましょう。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える際にMNP予約番号は必要?
結論から言うと、MNP予約番号は不要です。
オンラインサイトで乗り換え手続きをする場合、My SoftBankにログインすることで、自働的にそのままの電話番号で乗り換えが可能です。
わずらわしい手続きが不要で、とても助かります。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるタイミングはいつがよい?
先ほど解説した通り、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えで、事務手数料や解約金はかかりません。そのためいつ乗り換えてもOKです。
ただ少しでも損をしたくないのであれば、ソフトバンクの締め日近くに手続きするのがおすすめです。
なぜなら、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えた月は、ソフトバンクの月末までの料金とワイモバイルの日割り分の料金が発生するからです。
少しでも料金が重なる期間を減らしたいのであれば、ソフトバンクの締め日近くでワイモバイルへ乗り換えるのがよいでしょう。ソフトバンクの締め日は利用者によって異なり、10日締め・20日締め・末締めがあります。
あなたのソフトバンクでの締め日を事前に確認しておくとよいでしょう。
ソフトバンク端末をワイモバイルで使う時もSIMロック解除は必要?
SIMロック解除手続きは不要です。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える際は、手続きの中でワイモバイル側で自動的にSIMロック解除処理をしてくれます。
ですので、こちらは何も気にする必要なく手続きを進めることができます。
ワイモバイルでキャッシュバック特典はある?
残念ながら、現金によるキャッシュバックはありません。
ただ、この記事の冒頭でお話した、「新どこでももらえる特典」のPayPayポイント(最大3,000円相当)であれば、受け取ることができます。
ちなみに、他にも以下の2つの特典がありますが、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えには「適用外」となりますので、注意してください。
【ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えで、適用できないキャッシュバック特典】
- ワイモバイル SIMご契約特典
- 理由:新規契約および、他社からの乗り換えにおいて、ソフトバンク・LINEMO、またはソフトバンク回線を利用したMVNO各社からのりかえは対象外のため
- ワイモバイル PayPayポイント20%上乗せ特典
- 理由:上記「ワイモバイル SIMご契約特典」と同上
ソフトバンクから格安SIMデビューするならワイモバイルはピッタリ!
いかがでしたでしょうか?
ソフトバンクからの格安SIMデビューは、ワイモバイルがもっともピッタリだということが、お分かりになったのではないか思います。
事務手数料や解約金無料などの特典や割引もあり、乗り換えの手間もほとんどかかりません。
お得に乗り換えることができるのは、ソフトバンクを使っているからこそです。
これを機に、お得なワイモバイルで格安SIMデビューしちゃいましょう!
